マンドラの音域

最近のマンドラは2オクターブ(24フレット)までフレットが打ち込んである。
E線(1番線)の7度上のDまではメロディーとしても使える音域である。それ以上はヒステリックな音となる。
 低音のG線は倍音の少ない、大人しくて、やや鈍い音といえる。G線の低音域のメロディーはマンドロンチェロのG線のほうが響きがよい。
 鈴木静一のスペイン第2組曲第3楽章ではオクターブと3度上のGがffで出てくる。

サルヴェッティの「松林の木陰」の始めはマンドリンの高い音(1stが5線の上のE,2ndがその下のCis)と和弦をとるためE線のオクターブと4度上のAとなっている。音量指示はpp。この曲は4重奏として作曲されているため、アンサンブルやオーケストラで演奏する場合はこのパートは2ndに移しDivisで演奏した方が良いだろう。